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2012年9月11日火曜日

途轍。

ふつう、「途轍もなく◯◯だ」という文脈でのみ使われる「途轍」。
じゃあ、途轍ってなんだ。早速調べてみた。

字義からすると、

途=道。
轍=わだち、つまり泥道に車輪のつけた溝。

道にできた轍。転じて、物事の道理をさす言葉だそうだ。
「途轍もない」を大辞林を引くと、「道理に合わない。とんでもない。とほうもない。」とある。
道理に合わない、という意味なのは意外だった。「おおいぬ座VYは途轍もなく大きな星」というように使っていたけれど、いくら超巨大であっても、別に道理を外れてはいない。ほとんど「途方もない」と同じに使っていたけれど、使い分けが必要そうだ。