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2012年6月12日火曜日

マスキュリン。

どこかの女性誌の紙面でみた「マスキュリン」という言葉。
たいていの言葉は、初見であっても前後関係から意味がなんとなくつかめるものだが、これはさっぱり分からなかった。なので調べてみた。

「マスキュリン」とはフェミニンの対義語で、「男性らしい有り様」を示す言葉だそうだ。つづりはmasculine。
フェミニンは「女性らしい有り様」のことで、つづりはfeminine。

この「フェミニン」という言葉、女性向けの本にはよく出てくる。「女らしい」という意味なのだけど、自分はなんとなく「フェミニズム」のほうにつながりを感じてしまう。
「フェミニズム」は女性という立場を自覚的にとらえ、男女同権を強く押し出すという印象がある。なので、「女らしい」という印象からは少々外れた感じを受ける。

男の立場としては、男らしさを表現する横文字としては「ラフ&タフ」、「ラギッド」、「ワイルド」などになじみを感じる。フェミニンに対置される言葉としてのマスキュリンは、やはり女性用語なんだなー、と思った。
同じ世界に生きていても、違ったボキャブラリの範囲を持っている。この「マスキュリン」を知ったのは、歯医者の待ち時間でたまたま手に取った女性誌から。たまにはちょっと男女の垣根を越えてみるのも面白い。

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